配管ドクター 配管ドクター

配管更新が困難な部位でも補修・補強します

給水管や排水管からの漏水トラブルについてのご相談をいただくことがあります。
そんなときそれらの配管を新しいものに取替えできるのならそれが理想的ですが、実際には諸事情・諸条件により更新困難なケースが多いのが実状です・・・

〈事例1〉 飲食ビルの通路の天井から漏水しているとの連絡を受け調査を実施したところ、排水管に大きなひび割れを確認。
配管更新は困難な場所であり、なおかつ短時間での修理を求められたため、特殊シートによる補修・補強を実施。
  • 【作業前】
  • 【配管表層部ケレン】
  • 【特殊FRPシートによるカバー工法】
  • 【配管蘇生(完了)】
〈事例2〉雑居ビルオーナー様より、「受水槽室が臭く、壁に汚れが滲んでいるので調べて欲しい」とのご依頼。
受水槽上部の壁と梁に挟まれた部分の排水管に大きな穴を確認。直ちに特殊シートによる補修・補強を実施。
  • 【作業前】
  • 【配管に大きな穴】
  • 【特殊FRPシートによる配管成型】
  • 【配管蘇生(完了)】

どこを通っているか判らない埋設配管を調査し修理します!!

地中の排水管を探します。

建物全体の排水不良はほとんどの場合に共用部の排水管・桝に原因があると思われます。
「排水管の亀裂・折れ・穴」「結合部のはずれ」「桝との継ぎ目はずれ」等の地中での原因がほとんどです。
カメラで確認し原因調査いたします。また、図面はあっても実際にはその通りではないこともありそんな
「どこを通ているか判らない埋設配管を調査し修理いたします」

実際の写真
(図面通りでない配管を探し最小限の掘削工事、コスト削減) (排水管内の映像も確認できます)

  • 配管内に発信機付カメラを挿入し配管の位置を探索

埋設排水管の更新

施工例 : 埋設排水管の更新
【概要】某マンションの排水がたびたび詰まるということで調査の依頼を受ける。
まず、測量機器による調査を実施したところ、建物が横に長く、しかも雁行型の配置であったことも影響してか、新築当時から排水管の勾配があまり取れていなかったことが判明。次に管内カメラによる管内調査を実施したところ、数カ所で地盤沈下に伴う排水管の沈下を確認。排水詰まりはこの沈下部分で発生していると断定する。
ただ、単なる詰まり抜きでは抜本的な解決にはならないと判断し、配管更新工事を提案し承認いただく。
狭い場所であり植栽等も大きな障害となったが、なんとか配管更新は無事終了し、排水詰まりは完全に改善しました。

排水管ルート変更工事

施工例:排水管ルート変更工事
外壁を貫通し外部に新たな露出配管を設置
【概要】昭和38年築の某商業ビルの排水管が、経年劣化による腐食のため漏水や排水詰まりが頻発しているので何とかして欲しいとの依頼を受ける。
かなり大型のビルであり、また多数の店舗が営業中であることから、できるだけ営業店舗に影響がでないエリアの外壁に複数の穴を開け、そこから各店舗の排水管を外部に持ち出し、露出配管にて新しい排水管を設置しました。

給水管漏水修理

  • コンクリートより染み出ています
  • はつり
  • 勢いよく噴水
  • 切断
  • 一部更新
施工例:給水管漏水修理
漏れ調査後すぐに応急修理を実施
【概要】某マンションの排水枡の廻りがいつも濡れているので調べて欲しいとの依頼を受ける。
現地に到着し、濡れている部分のコンクリートを斫り取ったところ、給水管の腐食が進み漏水が発生していた。
かなりの漏水だったこともあり、事前に用意していた部材を利用し速やかに修理を実施。その場で漏水を止めることができました。

地中にて漏水した給水管ルート変更緊急工事

  • ポンプ二次側より迂回
  • 応急的にポンプ室より露出で迂回
  • 配管墨出し
  • 配管工事
  • 配管完了
  • 保温完了(緊急工事完了)
施工例:地中で漏水が発生した給水管の緊急ルート変更工事
ポンプ室から新たに露出配管を設置し断水を解消
【概要】ある日の午後、「突然マンションの水が出なくなったので大至急何とかして欲しい」との依頼を受ける。
当社の従業員が現場に緊急出動し調査をしたところ、ポンプに異常はなく(稼働したままの状態)、受水槽にも十分水はある状態であったことから、ポンプから先の配管のどこかで漏水が発生しているものと推測。
しかし、建物内に漏水しているような箇所は見られなかったことから、ポンプから立管までの地中埋設部での漏水であると断定する。
応急処置として、ポンプと2系統ある給水配管の間を露出配管にて接続しなおす緊急工事を提案し承認いただく。
急遽、材料・作業員を手配し翌朝より工事を開始、同日夕方には断水解除ができました。

つまりの原因を特定し排水つまりを解消します!!

専門業者さんに排水の詰まり抜きを依頼した際に、
「何か詰まっていたみたいだけど、もう抜けたと思いますよ・・・」
「配管の勾配がよくないから多少は仕方ないですね・・・」
なんてことを言われた方もいらっしゃるかもしれません。

確かに熟練した作業員さんであればその経験と感覚で“詰まりが抜けた”ことはおおむね判りますし、また、配管の勾配がよくないことも閉塞の大きな原因のひとつではありますが、排水詰まりを完全に改善するには経験と勘だけではなく、機械を使用することでその精度を上げる必要があります。
当社の高性能管内カメラなら配管内部を鮮明な画像で確認できますし、他のツールを併用することで地中に埋設されている見えない配管を探索をすることも不可能ではありません。
施工事例
某マンションの1階にある店舗の排水が閉塞気味とのことで当社に調査・改善依頼あり。
まず、管内カメラで管内を確認したところ、地中配管そのものが沈下し逆勾配となっていることが判明。さらに配管内に異物があることも確認されました。
とりあえず、管内の詰まりを改善するため専用工具による詰まり抜き作業を実施し、閉塞物(大きなビニール袋)を除去しました。
なお、閉塞物を除去したのちに再度管内カメラにて管内を確認したことろ、配管内部の錆こぶに付着した異物や油の固まりと思われる固形物が見つかったため、あらためてこれらの除去も実施しました。
  • (雨天での作業のためカメラを養生しております)
  • (実際の管内カメラの映像)

他にもこんな事できます

土・日の2日間で和式トイレが洋式トイレにできます!!

40年以上経過したビルの排水管更新

  • 漏水箇所をテープ補修で対応してきたが再び漏水が発生
  • その配管切断面。もともと勾配がとれていなかった事に加え錆の発生により閉塞が進行

工事完了後
築年数が経っているビルには更新されないままこのような状態になっている配管はたくさんあります。

藻・汚れ発生

和式トイレの漏水修理


  • 天井が濡れていると連絡あり原因調査
  • 和式トイレと排水管結合部より漏水
  • 鉛管を塩ビ管に更新
  • ポンプ故障で更新依頼あり調査
    不自然に傾いているので調査してみると
  • 釜場の底が土のまま・・・
    底をコンクリートで仕上げてからポンプを更新しました。